トランプ米大統領は14日、タイとカンボジアの国境紛争を巡り、両国は「大丈夫になる」との見方を示した。両国首相との電話会談後に述べた。

タイは11日、カンボジアが新たな地雷を設置してタイ軍兵士を負傷させたとして、米国が仲介した停戦合意の履行停止を表明し、カンボジアに謝罪を要求。カンボジアはこの主張を否定している。

トランプ氏は14日夜、記者団に対し「両国の首相と話をしたが、彼らはとてもうまくやっている。大丈夫になると思う」と語った。

しかし、タイのアヌティン首相は15日、カンボジアが停戦合意違反を認めて謝罪するまで、タイは合意を順守しないと表明。

同首相はトランプ氏とマレーシアのアンワル首相との電話会談後、タイには主権を守り、外国の脅威から国民と財産の安全を確保するために必要なあらゆる措置を講じる権利があるとフェイスブックに投稿した。

カンボジアのフン・マネット首相はフェイスブックへの投稿で、カンボジアは合意の履行を継続すると表明、合意した原則とメカニズムに従って双方が引き続き協力することを期待すると述べた。

ホワイトハウス当局者によると、トランプ氏は14日にマレーシアとも協議した。

アンワル氏はXへの投稿で、カンボジアとタイは「解決への効果的な道として、対話と外交努力の場を今後も選び続ける」用意があるとした。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます