だがマグナスは、中国人民銀行の介入が景気低迷の根本的な原因には対処していないとも指摘する。

「中国経済にはケインズ主義的な財政介入が必要だ。消費刺激策、税制改革、住宅販売のテコ入れで損失を管理する政府介入などだ」と彼は言う。「全体として見ると、今回の措置は外科手術が必要な人に痛み止めを投与するようなもの。手術の代わりになる解決策はなく、痛み止めの効果はすぐに薄れるだろう」

本誌は今回の件について在米中国大使館に書簡でコメントを求めたが、これまでに返答はない。

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