ユニコーン・ライオットは22日夜のXへの投稿の中で、「ミネアポリスで午後1時45分頃、パレスチナ支持のデモ隊が交差点でダイ・インを行っていたところに、反対派とみられる人物が群集の中に車で入り込み、銃を発砲するか爆竹を投げて走り去っていった。地上音声と組み合わせた我々のドローン映像が、この騒ぎの様子を捉えている」と述べた。

デモ参加者たちはこの騒動の後も抗議活動を続け、集会は祈りによって締めくくられたということだ。

集会の主催者は本誌に宛てた声明の中で、次のように述べた。「今回の抗議行動は、ガザ地区にいるパレスチナ人に対するツイン・シティーズ(ミネアポリスとセントポール)の支持を表明することが目的だった。ガザ地区にいる200万人のパレスチナ人は、イスラエル政府によって電気や水の供給を遮断され、生きるために闘っている。抗議集会ではガザの包囲を終わらせ、すぐに人道支援を届けることや、即時停戦を呼びかけた」

デモの参加者たちはパレスチナの旗を掲げ、ミネアポリス彫刻庭園とローリング・パークを結ぶ州間道路94号線にかかる歩道橋から「ミネソタはアパルトヘイトのイスラエルから離れろ」などと書かれた横断幕を掲げた。

地上侵攻の準備を進めるイスラエル

イスラエルはガザ地区に対する攻撃を激化させると表明し、地上侵攻の準備も続けている。ガザ地区を実効支配するイスラム組織のハマスとパレスチナの武装組織イスラム聖戦が10月7日にイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けたことから始まったイスラエルとの軍事衝突は、21日でまる2週間を迎えた。

AP通信によれば、ガザの保健当局は、イスラエルの攻撃によって22日までに4300人のパレスチナ人が死亡したと発表。この中には、病院への爆撃で死亡した人も含まれている。イスラエル側は、これまでに1400人以上の市民が死亡し、少なくとも212人が人質に取られていると主張している。

 
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