対中国にらみインドとの関係強める各国

オンタリオ州のシンクタンク、インターナショナル・ガバナンス・イノベーション・センターのウェスリー・ウォーク氏は「中国との緊張関係を踏まえてインドと関係を強化することに皆の関心が集中していることを考えれば、ファイブ・アイズ諸国がこの問題に本格的に踏み込むのに消極的なのは無理もない」と言う。

「ちょっとした待ちの戦術だ。殺害にインド国家が深く関与しているという非常に確かな証拠をカナダが提出すれば、同盟国からもっと支持の声が上がるだろう」とウォーク氏は予想した。

カナダの選択肢は限られている。

カナダ安全情報局の元局長リチャード・ファデン氏はテレビで「同盟国が公式にせよ非公式にせよ支持してくれなければ、カナダはインドを動かすような大きなことはできないだろう」と語った。

カナダ政府筋によると、トルドー氏は声明の発表を先延ばしにしたがっていたが、国内メディアが今にも報道しようとしていたため、発表せざるを得ないと判断した。

情報筋によると、カナダは現在、殺人捜査の最中であるため、事件に関する具体的な情報を公にしていない。

[ロイター]
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