フラニの告発を受け、バッキンガム宮殿は30日、「この出来事を非常に深刻に受け止めている」と声明を発表。即座に調査を行い、「受け入れがたい、慚愧に堪えない発言」があったことを確認し、問題の人物は既に辞職したと述べた。声明によれば、「王室の全メンバーが常に守るべき多様性とインクルーシブ(社会的包摂)の方針を改めて肝に銘じた」という。

ツイッター上で目につくのは、フラニの投稿をリツイートし、メーガンの告発が真実であることが証明されたと主張する投稿だ。例えば──

「メーガンがロイヤルファミリーの人種差別を私たちに伝えると、差別主義者たちは彼女を誹謗中傷したが、これで彼女の正しさが証明された」

「『それはわかった、でも、本当はどこの出身なの?』そんなふうに根掘り葉掘り聞く連中が、全てをメーガンのでっち上げに見せかけようとしていたのだ。あきれるよ」

「しかも、これはただのヒラ職員じゃない。ウィリアム皇太子のゴッドマザー、レディー・スーザン・ハッシーだ」

弁護士で女性の権利擁護活動家のショーラ・モスショグバミムは、今回の一件は「たまたま起きた」ことではなく、差別体質は英王室全体に行き渡っていて、現状では「改革は望めない」とツイートした。

ハッシーはメーガンの指導役だった

ヤフーニュース英国のオミッド・スコビー編集長はウィリアム皇太子の報道官の「私たちの社会は人種差別を容認しない」という断固たる声明をシェアしたが、それでもツィッター上では王室に対する不満が噴出している。

多くの人が問題にしたのは、今は亡き女王が王室入りしたメーガンの指南役をハッシーに任せたことだ。

「王室は自分たちを差別的な攻撃から守ってくれなかったと、ヘンリーは言っていた。そればかりか、王室内で差別にさらされた、と。女王はこの女に、王室のしきたりをメーガンに指導する役割を任せたのだ。ひどい話だ」と、あるユーザーが嘆けば、別のユーザーは次のように皮肉っている。

「レディー・スーザン・ハッシーは60年間エリザベス女王の側近を務めた。ウィリアムのゴッドマザーでもあり、メーガンを宮殿の生活に馴染ませる役目をおおせつかっていた。彼女は肌の黒いイギリス人女性をつかまえて、『本当の出身地』を教えろと迫るような女だ。それでも、英王室は人種差別とは無縁だそうだ」

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