国連女性機関「UN Women」のバフース事務局長は11日、安全保障理事会で、ウクライナにおけるレイプや性暴力に関する訴えが増えていると明らかにした。

ウクライナの人権団体「ラ・ストラーダ・ウクライナ」のカテリーナ・チェレパカ代表は、安保理にオンラインで出席し、団体の緊急ホットラインにロシア兵によるレイプ事件9件(12人の女性と少女が被害)を訴える電話があったと述べた。

「これは氷山の一角にすぎない」と指摘。「われわれはウクライナで暴力とレイプがロシア人侵略者によって戦争の武器として使われていることを知っているし、見ている。われわれの声を聞いてほしい」と述べた。

一方、ロシアのポリャンスキー国連次席大使は「ロシアはこれまで何度も述べてきたように、市民に対して戦争をしていない」と説明。ウクライナとその同盟国が「ロシア兵をサディストやレイピストとして見せようとする明確な意図がある」と非難した。

バフース事務局長は、正義と説明責任を果たすために全ての疑惑を独立して調査する必要があると述べた。

[ロイター]
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