台湾の邱国正・国防部長(国防相)は6日、中国との軍事的緊張はここ40年あまりで最も高まっていると指摘した。中国はすでに台湾を侵略する能力を有しており、2025年までに本格的な侵略実施が可能になるとの見方を示した。
台湾当局によると、中国が国慶節(建国記念日)を迎えた1日以降、4日間で148機の中国空軍機が台湾防空識別圏に進入した。
邱国防部長は、2400億台湾ドル(86億ドル)の特別防衛予算を審査する立法院(議会)委員会で、中国との軍事的緊張の状況について聞かれ、自身の軍人としての40年余りのキャリアで「最も深刻」とし、台湾海峡有事のリスクがあるとの認識を示した。
中国はすでに台湾を侵略する能力を有しており、2025年までに本格的に実施することが可能になるとの見方を示した。ただ「様々な要因を考慮する必要があり中国は安易に戦争を始めることはない」と述べた。
[ロイター]

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