高跳びの米代表選手バシュティ・カニングハムは、コーチのランダル・カニングハムが父親でもあるため、一緒に東京入りできる。だが家族のほかのメンバーが一緒ではないのが寂しいと語った。

「家族と一緒に食事に出かけたり、聖書の勉強会に行ったり、買い物に行ったり。家族と一緒だと何をしても楽しい」と彼女は言う。「でも、観客の有無は私にはどうでもいい。東京五輪で高跳びができるというだけで、すごくワクワクしている。家族が一緒に来て観戦できたらもっといいのにとは思うけど」

円盤投げの米代表選手メーソン・フィンリーは、妊娠中の妻と愛犬2匹をアメリカに残して東京入りする。選手村にはニンテンドースイッチを持ち込んで、延々ゲームを楽しむつもりだ。「部屋にこもるにはもってこいだ」

南アフリカ代表の競泳選手チャド・ルクロスの家族は、わざわざアメリカに出かけてテレビ観戦する予定だ。南アフリカだと、水泳競技の放送時間が午前3時だからだ。「朝の3時にテレビで僕を観るのは大変だよ」とルクロスは言う。「終わった後、どうしろと言うんだ?」

世界屈指の男子競泳選手のケーレブ・ドレッセル(アメリカ代表)も、東京大会では妻や家族とは会えず、一緒に時間を過ごすこともできない。

「家族がいなければ駄目という訳ではない」と彼は言う。「彼らが家にいることは分かっているし、そのエネルギーも感じられる。必要ならいつでもメールやフェイスタイムでやり取りできる」

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