米国のアリゾナ州テンピのスターバックスで4日、警察官6人が店から退去するよう求められていた。米スターバックスは6日、公式に謝罪したが、ソーシャルメディアではボイコットの声も上がっている。

テンピ警察協会によると、警官らは午後の勤務が始まる前に店を訪れ、飲み物の代金を支払い、店内にいた。するとスターバックスの従業員が近づいてきて、客が不安になるので立ち去るか、移動するよう頼んだ。警官らは立ち去った。

テンピ警察協会、ロバート・フェラーロ氏は「そのうちの2人は退役軍人で、1人は軍隊で20年以上勤務しており、特に(独立記念日の)7月4日にそうした依頼がされたことは非常に腹立たしい」と電話インタビューで語った。

この後、ツイッター上では警官らを支援するため#bycottstarbucks(ボイコット・スタバ)でコメントが寄せられた。

町では、「不安に感じるなんて、少しおかしいと思う」といった意見や「確かに、警官がいると、神経質になったりする人もいると思う」などの声が聞かれた。

スターバックスは昨年、フィラデルフィアの店舗で黒人男性2人が逮捕された事件で、人種差別との批判が巻き起こり謝罪。その後、男性とは和解した。その上で米国内の8000店舗を一時閉鎖、人種差別防止のトレーニングを行った。

[ロイター]
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