米アマゾン・ドット・コムが食品小売事業拡大を目指し、国内でスーパーマーケット数十店舗を新規出店することを計画していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が1日、関係筋の情報として報じた。

同紙によると、1号店はロサンゼルスで、早ければ年末にオープンする見通し。その他少なくとも2カ所で店舗のリース契約を結んでおり、来年初旬の開店を目指す。

さらに、新規出店するスーパーのブランド強化を図るため、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ワシントンDC、フィラデルフィアで地方スーパーチェーン買収に向けた協議を進めているという。

また、今回計画中の新規スーパーは、アマゾン傘下の自然・有機食品スーパーのホールフーズと直接競合しないことを配慮しているという。

同ニュースを受け、アマゾンの株価は1.4%上昇。

スーパーマーケット大手のクローガーは約4%下落。会員制量販店コストコと食品小売への進出でしのぎを削るウォルマートはともに1%安。

[ロイター]
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