[ロンドン 3日 ロイター] - ホルムズ海峡の航行が来年半ばまでに再開されなければ、英経済は2027年にマイナス成長となる可能性が高いと、会計事務所EYのエコノミストらが3日警告した。

EYは、同海峡が9月末までに再開される前提で26年の成長率予想を従来の0.9%から0.8%に小幅修正。同じ前提で27年の成長率を1.2%と予想している。

EYの英国担当チーフエコノミスト、ピーター・アーノルド氏は「ホルムズ海峡が数カ月以内に再開されれば、より深刻な景気減速を回避できるとみられるが、閉鎖が27年まで長引けばインフレが加速し、来年の英経済がマイナス成長となる可能性がある」と述べた。

EYは、ホルムズ海峡の閉鎖が27年初め─半ばまで続いた場合、今年の英経済成長率は0.5%に鈍化し、27年には0.2%のマイナス成長となると予想している。

このシナリオでは、インフレ率が26年末までに6.4%に上昇する可能性が高い。数カ月以内に海峡が再開されれば、今年のインフレ率のピークは3.5%になる見込み。

EYは、イングランド銀行(英中央銀行)が今年は金利を据え置き、来年4月と7月に現在の3.75%から3.25%まで引き下げると予想している。

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