[31日 ロイター] - 米政府は31日、干ばつが続くコロラド川の管理に関する新計画を発表し、乾燥した年にはアリゾナ、カリフォルニア、ネバダの3州向けの水供給を大幅に削減することを提案した。
コロラド川は米国民の10人に1人に水を供給し、米国の食料生産の15%を占める農地を灌漑(かんがい)するほか、7州の600万人分の発電を担っている。各州は新計画を巡って訴訟を起こし、連邦政府の介入について争う可能性があり、コロラド川を巡る不透明感が今後何年も続く恐れがある。
コロラド、ニューメキシコ、ユタ、ワイオミング、アリゾナ、カリフォルニア、ネバダの流域7州は、今年失効する現行計画に代わる新計画について、3年以上にわたり水資源の分配を巡って協議してきたが、合意に至らなかった。
新計画は、コロラド川の運用に関する制限を定めるもので、下流域3州向けの水供給を年間最大300万エーカーフィート削減する内容。削減規模は下流域州が5月に提示した計画のほぼ2倍に当たる。
アリゾナ州は、上流域4州には削減が求められていないと指摘、計画を「受け入れられない」と反発している。