Mariam Sunny Christy Santhosh
[31日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社モデルナが31日発表した第2・四半期決算は、総売上高が1億4500万ドルとなり、アナリスト予想平均の1億0300万ドルを上回った。ワクチン提携による支払いと新型コロナウイルスワクチンの海外販売が寄与した。一方、投資家らは同社のインフルエンザワクチンに関する米国の重要な決定を待っている。
モデルナは米規制当局を巡る環境が不透明な中、英国、カナダ、オーストラリアの各政府との提携に加え、コスト削減やワクチンポートフォリオの拡充によって成長を支える方針だ。
米食品医薬品局(FDA)は8月5日までに同社のインフルエンザワクチンの承認の是非を決定する。FDAはマカリー前長官の在任時に同ワクチンの承認申請を当初却下したものの、その後に方針を転換した経緯がある。
FDAの外部専門家からなる諮問委員会は6月に同ワクチンの承認を推奨した。承認されれば、同社が初となるメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンを市場投入することになる。
承認は、mRNAプラットフォームが新型コロナワクチン以外の分野でも成功し得ることを証明し、より広範な呼吸器系ワクチン事業の構築を図るモデルナにとって重要な達成目標となる。
モデルナは2026年通期売上高見通しについて、最大10%増との従来見通しを据え置いた。そのうち約半分は米国で稼ぎ出す見込みだ。