Yuliia Dysa Vladyslav Smilianets

[キーウ 31日 ロイター] - ウクライナで31日、数千人が首都キーウ中心部をデモ行進し、フェドロフ前国防相を更迭したゼレンスキー大統領の決定に対する反対の声が依然として根強いことを示した。フェドロフ氏はロシアとの戦争でウクライナ軍の革新を主導したと広く評価されている。

フェドロフ氏が7月中旬に十分に説明のないまま更迭されて以降、市民は大統領府周辺に集まり、フェドロフ氏の復職を求めてきた。フェドロフ氏自身は他の閣僚ポストへの就任を拒否している。

IT業界で働く40歳のオレクサンドルさんは「決定が下され、なぜそうした決定が下されたのか誰も説明できないのは気に入らない」と語った。

ゼレンスキー氏は当初、フェドロフ氏更迭の理由として、当時のシルスキー総司令官との対立を挙げていた。シルスキー氏についても、一連の混乱で高まった世論の圧力を受け、1週間後に解任した。

しかし、フェドロフ氏の更迭を巡っては、国防分野の汚職への対処に取り組んだことが原因との見方も広がっている。同氏は最近のインタビューで、詳細には触れなかったものの、こうした見方を裏付けるような発言をした。

デモ参加者らは「国民こそが力だ」と訴え、抗議を続ける用意があると述べた。

38歳の実業家イリーナさんは、政府が要求を受け入れるまで抗議を続けるとし、「私たちは急いでいない。ここにとどまるつもりだ。ほかに選択肢はない」と語った。

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