国連の専門機関である国際電気通信連合(ITU)によれば、フランス本土では昨年、15歳以上の約80%がインターネットを利用した。仏領ギアナの数字は、これよりはるかに低い。最も新しい09年のデータによれば、人口の26%しかインターネットを利用していなかった。この数字はその後もあまり改善していないと、活動家たちは述べている。

地元の人々の苦境と不満を尻目に、ESAとヨーロッパの宇宙関連産業は目下、莫大な費用をつぎ込んで「アリアン6」という新しいロケットの開発を進めている。発射作業塔は、フランスのエンジニアたちが「動くエッフェル塔」と呼ぶくらい巨大なものだ。

リマネは言う。「私たちにはこう問い掛ける資格があるはずだ――これは私たちの土地を搾取する行為以外の何物でもないのではないか、と」

<本誌2019年02月12日号掲載>

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