[バンコク 2日 ロイター] - カンボジアは2日、タイとの長年にわたる海洋境界紛争を解決するため、国際法に基づく強制調停手続きを開始したことを国連とタイに通知したと発表した。

タイランド湾の係争海域を巡る交渉の枠組みとなっていた2001年のカンボジアとの合意をタイ政府が先月一方的に破棄したことを受けた措置。合意破棄は昨年の両国軍事衝突で高まったナショナリズムを背景に再選を果たしたアヌティン​首相の選挙公約の一環だった。

カンボジアのフン・マネット首相は「国際法に基づき、カンボジアの主権と海洋権益を守るためにこの措置を講じた」と述べた。

カンボジア政府は、プラック・ソコン外相を同国の代理人に任命し、調停人としてデンマークの外交官ピーター・タクソーイェンセン氏とフランスの学者ジャンマルク・トゥべナン氏を指名したと発表。声明で「タイには今後21日間の猶予があり、自国の調停人2人を指名することになる。調停人らはその後、国連事務総長の監督下に置かれる調停委員会を最終決定する議長を選出する」と付け加えた。

タイ外務省はコメント要請に応じていない。

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