[1日 ロイター] - 中国自動車大手の上海汽車集団(SAICモーター) は、スペイン・ガリシア州に自動車工場を建設する計画だ。同社にとって欧州連合(EU)域内で初の生産拠点になる。同州のアルフォンソ・ルエダ知事が1日に発表した。
州政府はこのプロジェクトを戦略的優先事項と位置付けており、初期投資額は約2億ユーロを見込んでいる。物流拠点の整備も含まれる同プロジェクトの実施に当たっては、外国直接投資に関する中央政府の承認を得る必要がある。
SAICは欧州で人気が高く電動パワートレイン車を主力とする「MG」ブランドを展開している。
州政府の声明によると、フェロル港に建設される工場は、約1000人の直接雇用に加え、それを上回る間接雇用を創出し、地元で製造された部品を多く使用する見通しだ。
全ての承認が得られれば来年着工し、2028年に操業を開始する予定。第2期工事完了時には、同工場の生産能力は年間12万台に達する見込みだ。
スペインは欧州最大級の自動車産業を持ち、複数の中国自動車メーカーが現地生産を計画している。世界中の電気自動車(EV)メーカーによる激しい価格競争の中で、中国勢はスペイン市場でシェアを拡大している。