Maria Martinez

[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ財務省は1日、5000億ユーロ(5830億ドル)規模のインフラ・気候基金に関する初の監視報告書を予算委員会へ提出した。基金は既に経済成長を支えているが、昨年の支出が計画を下回ったため、実施ペースを加速させる必要があると指摘した。

昨年は372億ユーロを支出する予定だったが、実際の支出は240億ユーロにとどまった。2026年に向けて計画されている107の目標のうち、5月末時点で達成したのは26に過ぎなかった。

財務省は各プロジェクトが期待される進捗・効果目標をどの程度達成しているかを評価するため「進捗・効果指標」を導入しており、基金全体の平均は54%となっている。

報告書によると、2025年に資金が手当てされた同基金の予算項目のうち、約3分の2が年末時点でなお計画段階にあり、3分の1は実施または運用に移行していた。

25年における基金からの支出は計画を133億ユーロ下回った。不足分が生じた背景には、必要な行政上の要件が25年末まで確定せず、各連邦州向けの資金が執行されていなかったことがある。

4月30日時点で、インフラ基金の連邦政府の枠組みから約112億ユーロが執行された。これは26年に予定されている397億ユーロの予算のうち28%に相当する。

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