Fabian Cambero
[サンティアゴ 29日 ロイター] - 産銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)が29日発表した2026年第1・四半期決算は、税引き前利益が8億2500万ドルと、前年同期(2億1300万ドル)比で4倍近く増えた。世界的な銅価格の高騰が利益を大幅に押し上げた。
ルーベン・アルバラド最高経営責任者(CEO)は、銅の価格高騰に加え、モリブデンなどの副産物価格の高騰も業績の追い風になったと述べた。
一方で第1・四半期の銅生産量は前年同期比8%減の27万2000トンにとどまった。主要銅山のエルテニエンテやチュキカマタのほか、中小規模の鉱山でも生産が低迷した。
2026年通期の生産見通しについては従来の133万─136万トンとの予想を維持した。同社は生産量が過去20年間で最低水準に落ち込んだ22─23年の不振からの回復を図っており、30年までに年間生産量170万トンを目指している。