Richard Cowan Andrew Goudsward
[ワシントン 29日 ロイター] - 米下院監視・説明責任委員会は29日、少女らの性的人身売買などの罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏を巡る捜査関連文書を巡り、ボンディ前司法長官に非公開で聴取を行った。
ただ、出席した民主党議員らによると、ボンディ氏はトランプ大統領がエプスタイン氏の犯罪行為を認識していたかどうか、また司法省が文書を公開した際にトランプ氏から黒塗り処理を指示されたかどうかについて、回答を拒んだという。
また、ロイターが入手したボンディ氏の声明文によると、同氏は「私はこの取り組みの全ての側面を主導したわけでも、文書の精査を自ら行ったわけでもない。この作業の監督はブランチ司法副長官に委任した」と釈明した。
ボンディ氏はその後、証言の中でブランチ氏を擁護したと述べ、Xへの投稿で「ブランチ司法長官代行によるこの困難極まる作業の差配を称賛した。同氏の倫理観は非の打ちどころがなく、素晴らしい司法長官だと私は述べた」と記した。
同委員会の民主党筆頭メンバー、ロバート・ガルシア議員は記者団に、ボンディ氏がトランプ氏に関する質問への回答を拒んだと指摘。同席した司法省の弁護士が質問に答えないよう助言したという。
民主党や一部の共和党議員は、トランプ氏を追及から守ろうとしていると非難。トランプ氏は当初、文書公開に反対していたが、議会が公開を義務付ける法律を可決する直前になって姿勢を転じた。