Jonathan Stempel Rishabh Jaiswal
[31日 ロイター] - 米投資会社バークシャー・ハサウェイは31日、米住宅大手テイラー・モリソン・ホーム・コーポレーションを現金68億ドルで買収することで合意した。数十億ドル規模の買収はグレッグ・アベル最高経営責任者(CEO)体制となって初で、住宅部門を強化する。
買収条件はテイラー・モリソン普通株1株当たり72.50ドル。29日終値に約24%のプレミアムを乗せた水準で、企業価値を85億ドルと評価した。
バークシャーは長年、住宅事業に関心を抱いており、2003年に買収したクレイトン・ホームズを中心に事業を展開している。
アベルCEOは、テイラー・モリソン買収がバークシャーの一戸建て住宅事業の拡大につながるとし、将来的に他の住宅事業と運営を統合する可能性も示した。
テイラー・モリソンは2013年創業で、米12州で事業を展開。住宅建設業界誌によると、上位100社中6位。住宅ローン事業も行っている。25年は売上高が81億2000万ドル、純利益は7億8250万ドルだった。
同社のシェリル・パーマーCEOは、バークシャーの長期的な視点は「住宅建設の複数年にわたる投資サイクルに極めて適している」と指摘し、今回の合意によって「独立した企業としては不可能な形で、テイラー・モリソンがプラットフォームを拡大することが可能になる」と述べた。
買収手続きは株主と規制当局の承認が得られれば26年下半期に完了する見通し。パーマー氏は引き続きCEOを務める。