Stefica Bikesh  Cordelia Hsu

[シドニー 25日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザに支援物資を届けようとした船団に参加し、イスラエル当局に拘束されたオーストラリア人活動家らが帰国した。主催者側は虐待、暴行、性的暴行があり、一部の人が病院に搬送されたと訴えている。

イスラエル刑務当局はこうした主張を否定しているが、ロイターは独自に確認できていない。

イスラエル軍は先週、ガザへの支援物資輸送を阻止しようと公海上で船団50隻を拿捕(だほ)、430人を拘束していた。このうちの11人がオーストラリア人だった。

活動家の一人は24日夜にメルボルンに到着し、他の活動家は25日にシドニー、メルボルン、ブリスベンに到着した。

オーストラリア人活動家でドキュメンタリー映画監督のジュリエット・ラモント氏は25日、拘束中に引きずられ、性的暴行を受け、殴打されたとロイターに語った。

「あれは4日間にわたる完全な地獄の始まりに過ぎなかった。私はこの世で最も魂のない人々の目を見つめたが、何の反応も返ってこなかった。こうした人々を止めなければならない」と述べた。

別のオーストラリア人活動家、サム・ウォリパ・ワトソン氏は、肋骨を骨折し、全身にあざや切り傷を負ったと語った。また、活動家がテーザー銃で撃たれたり、ゴム弾を発射されたり、スタングレネード(閃光弾)を投げつけられたりするのを目撃したと明らかにした。

ガザへの支援物資を届ける活動を展開する「グローバル・スムード船団」(GSF)の運営団体は22日、船団に乗っていてイスラエル当局に拘束された活動家らが暴行を受けたと交流サイト(SNS)「テレグラム」に投稿した。数人が負傷して入院し、少なくとも15件の性的暴行があったと主張した。

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