[ドバイ 22日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領上級顧問であるアンワル・ガルガッシュ氏は、石油輸出国機構(OPEC)からのUAEの脱退の決断は3年前から準備されたことを明らかにした。「石油時代の終わりに近づいている」という見解に基づき、石油収入を最も多く生み出せる間にそうする必要があるとの判断からだったと語った。

ガルガッシュ氏はOPECの減産合意のためにUAEの原油生産量が本来の生産能力を大幅に下回る水準に抑制され続けていたことが脱退の主な理由だと語った。石油時代が終わりに近づいているために「もし石油を生産して収入を生み出し、その収入を他の新たな投資に活用する能力があれば、今まさにそれを実行すべきなのだ」と述べた。

UAEの現在の原油生産能力は日量485万バレルで、2027年までに日量500万バレルまで引き上げる計画を立てている。OPEC加盟国とロシアなどの産油国でつくるOPECプラスを脱退する直前、UAEの生産枠は日量350万バレル付近にとどまっていた。

かつては強力な同盟国だったサウジアラビアとUAEはここ数年間ライバル関係になっており、石油政策だけでなく中東地域の地政学的な問題や外国からの優秀な人材・資本の誘致を巡っても対立している。

UAEは5月1日、約60年間におよんだOPEC加盟に終止符を打った。

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