[23日 ロイター] - 中国の新興AI(人工知能)企業ディープシークは23日、主力AIモデル「V4―プロ」の価格の75%引き下げを恒久化すると発表した。値下げされるAPI利用料金は、利用タイプに応じて100万トークン当たり0.025―6元(約0.0035―0.83ドル)。値下げ前の料金は0.1―24元だった。
ディープシークは、使っている華為技術(ファーウェイ )の半導体「昇騰(アセンド)950」の供給増が要因かどうかについては明らかにしなかった。米エヌビディアはAI向けの最先端半導体を中国へ輸出することを米政府から禁止されているため、ファーウェイのAI半導体が販売の恩恵を受けている。
ディープシークは新モデル「V4」を4月に公開した際、プロ版の価格は性能が下回るフラッシュ版の最大12倍になると明らかにした。大きな差が出るのは、「ハイエンドの演算能力の制約」があるためだと説明した。
2026年下半期に昇騰950スーパーノードが量産された後には、プロ版の価格が大幅に下がるとの見通しも示した。