Neil J Kanatt Abigail Summerville Andres Gonzalez
[21日 ロイター] - 米化粧品大手エスティ・ローダーは21日、スペインの香水メーカー、プーチとの合併交渉を打ち切ったと発表した。
これを受け、エスティ・ローダーの株価は引け後の取引で10%超上昇した。アナリストの間では、財務体質の悪化につながるなどと懸念の声が出ていた。
合併が実現すれば、「トム・フォード」や「クリニーク」などエスティ・ローダーのブランドと、インフルエンサーなどの間で人気の「キャロライナ・ヘレラ」といったプーチのブランドを統合する400億ドル規模の高級美容品グループが誕生し、業界首位のロレアルに対抗する体制が強化される見通しだった。
エスティ・ローダーは声明で、ステファン・ド・ラ・ファヴリエ最高経営責任者(CEO)の下で進める業績回復戦略に引き続き注力していると表明した。同戦略は3年連続の売上高減少と市場シェア低下に終止符を打つことを目的とし、店舗への投資拡大や業績不振店舗の閉鎖などが盛り込まれている。