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[14日 ロイター] - 人工知能(AI)向け半導体の米新興企業セレブラス・システムズ が14日、ナスダック市場に新規上場した。初値は350ドルと、新規株式公開(IPO)価格の185ドルを89%上回り、AIブームの恩恵を受ける企業に対する熱狂ぶりが改めて示された。
IPOによる調達額は55億5000万ドル。完全希薄化ベースでの企業価値は1067億5000万ドルに達し、今年最大の新規上場となった。
セレブラスは2015年創業で、本社はカリフォルニア州サニーベール。業界最大のボトルネックの一つである高帯域メモリーへの依存を回避する異なる種類のAI半導体で、競合エヌビディアに対抗することを目指している。
セレブラスのアンドリュー・フェルドマン最高経営責任者(CEO)はロイターのインタビューに対し「シリコンバレーでは、AIがどれほど巨大なものになるのか、そしてそれが何を意味するのか、よく理解されている」とし、「AIは学習(トレーニング)によって構築され、推論によって活用される。こうしたモデルが高度化するにつれ、利用量は爆発的に増加する」と述べた。