Miho Uranaka

[東京 14日 ロイター] - ブリヂストンは14日、2026年12月期(国際会計基準)の業績見通しを据え置いた。連結純利益予想は前年比3.9%増の3400億円。

中東情勢の混乱が続く中、原油価格の上昇に伴う原材料価格やエネルギーコストの高騰に加え、加工費や物流費の上昇により、約700億円の費用増を見込む。コスト削減やグローバルサプライチェーンを活用したコスト最適化、販売施策の強化などに取り組むことで見通しは維持した。

会見した菱沼直樹最高財務責任者(CFO)は、コスト上昇の7割程度が石油化学品など原材料価格上昇の影響で、値上げも検討するとした。第1・四半期の(業績)モメンタムが強かったことに加え為替も追い風となる可能性があり、通期目標の達成を目指すとし、「(約700億円というコスト増の)範囲内では上昇分を吸収できる、ある程度のめどが立っている」と述べた。サプライチェーンの混乱による生産への影響については、当面懸念はないとも語った。

第1四半期(2026年1─3月)の連結純利益は、前年同期比21.4%増の921億円だった。

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