Jaspreet Kalra
[ムンバイ 14日 ロイター] - インドルピーが14日、過去最安値を更新した。原油高と海外資金の流出が続いており、インドの経常収支と資本収支の双方を圧迫している。
ルピーは0.1%安の1ドル=95.8525ルピーと、前日に付けた過去最安値の95.7950ルピーからさらにルピー安が進んだ。ルピーは今週に入って1.4%下落しており、12日以降連日で過去最安値を更新した。
インドは原油需要の約90%、天然ガス需要の約50%を輸入に頼っている。イラン戦争が長期化すれば、新興国通貨の中でもルピーは特に影響を受けやすい。
インド準備銀行(中央銀行)はこれまで、外貨準備の取り崩しや異例の規制措置を通じてルピーを下支えしてきた。トレーダーによると、国営銀行は14日も、ルピーの下落を抑制するため、中銀の指示によるとみられるドル売りを実施した。