[ハバナ 13日 ロイター] - キューバのデ・ラ・オ・レビ・エネルギー・鉱業相は13日、国内のディーゼル燃料と重油が完全に枯渇したと発表した。首都ハバナは燃料供給を抑制する米国の封鎖措置のためここ数十年間で最悪の計画停電に追い込まれている。
デ・ラ・オ・レビ氏は国営メディアで国家電力網が「危機的な」状態にあり、「われわれは全く予備がない」と語った。デラオレビ氏によると、ハバナは今週と先週に全域で停電が劇的に増加しており、電気の使えない状態が多くの地区で1日に20時間から22時間あり、食料、燃料、医薬品の不足によって既に疲弊している市内で緊張が一段と高まっているという。
国家電力網は現時点で完全に国内産の原油、天然ガス、再生可能エネルギーだけで稼働しているという。
デ・ラ・オ・レビ氏は封鎖にもかかわらず燃料輸入について交渉を続けているとしたが、米国とイスラエルのイランとの戦闘に伴う世界的な原油価格と輸送コストの上昇がそうした努力を一層困難にしていると語った。
かつてキューバに対する主要な石油供給国だったメキシコとベネズエラはいずれも、トランプ米大統領が1月の大統領令でキューバに燃料を出荷するどの国にも関税を課すと脅してからキューバに燃料を送っていない。