Lewis Macdonald Stephane Mahe
[パリ 13日 ロイター] - フランス南西部ボルドーに到着したクルーズ船「アンビション号」で感染性胃腸炎が集団発生し、13日時点で足止めされている。
アンビション号の乗員は514人、乗客は1233人で、その多くは英国人とアイルランド人。このうち、92歳の英国人男性は11日にブルターニュ地方のブレストに寄港中、心停止で死亡したが、ボルドーの現地当局の調査ではこれは胃腸炎と無関係とされる。
また当局は、北アイルランドのベルファストと英本土リバプールから出航したアンビション号における胃腸炎の発生と、「MVホンディウス号」でのハンタウイルスの集団感染を結びつける理由は見当たらないと付け加えた。
当局によると、体調不良を訴えている人々は船内の医療チームによる治療を受け、自己隔離を命じられている。一部の乗客は、定期的な手洗いなど必要な予防措置を講じることを条件に下船が許された。
胃腸疾患の発生はクルーズ船では珍しくない。米疾病対策センター(CDC)によると、今年既にクルーズ船内で大腸菌による集団感染が2件、ノロウイルスによる集団感染2件が報告された。