Georgina McCartney

[ヒューストン 13日 ロイター] - 米国の上流石油・ガスセクターのM&A(合併・買収)が今年第1・四半期に380億ドルに急増し、四半期ベースで2年ぶりの高水準となった。分析会社エンベラスが13日に明らかにした。

米南部オクラホマ州オクラホマシティーを本拠とするデボン・エナジーと、南部テキサス州ヒューストンのコテラ・エナジーは2月、全額株式交換方式で合併すると発表。先週合併を完了した。この案件は250億ドル規模で、第1・四半期のM&A総額の大半を占めた。

その他の注目案件としては、三菱商事が米エネルギー開発会社イーソン・エナジー・マネジメントのシェールガス生産事業を約75億ドルで買収した案件がある。

しかし、米国・イスラエルによるイラン攻撃をきっかけに中東紛争が勃発、ホルムズ海峡の海上輸送が混乱したことで原油価格のボラティリティーが急上昇し、3月にはM&Aが大幅に減速した。

ただ、原油高は民間の探鉱・生産(E&P)企業の売却を後押しするとともに、業界再編の継続を支えることで、M&Aの回復につながる可能性が高いと、エンベラスは指摘している。

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