Mathieu Rosemain
[パリ 13日 ロイター] - 米銀行大手JPモルガンは、フランスの極右政党・国民連合(RN)との対話に前向きだと、同行幹部が示唆した。来年の大統領選を前にRNが支持を伸ばしていることを受けて、大手企業の間ではRNとの関係を見直す動きが広がっている。
JPモルガンの欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域共同最高経営責任者(CEO)、マチュー・ウィルツ氏は12日の会議で、RNに関する記者団からの質問に対して、全ての政党と対話する用意があると述べた。
「全て(の政党)と対話するようにしている。誰とでも話すことは歓迎する」と語った。「強力な銀行と強力な欧州企業がなぜ重要なのか、そしてそれがフランス、さらにはEU(欧州連合)にとって長期的にどのような利益をもたらすのかを説明したい」と述べた。
大手企業はこれまで長年にわたりRNとの接触を避けてきたが、世論調査で同党が2027年の選挙で勝利する可能性が示される中、多くの企業がRNの経済政策をより深く理解し、影響を与えようとしている。ただし、懐疑的な見方も根強く、RNは仏経済界の多くをまだ完全には取り込めていない。