[サンパウロ 13日 ロイター] - ブラジルの金融市場が13日に大きく動揺した。大統領候補のフラビオ・ボルソナロ上院議員とスキャンダル渦中の銀行家との関係を報じる記事が出たことをトレーダーらが材料視し、大統領選の行方を左右する可能性があるとの見方も浮上した。
ブラジルレアルは2%超下落。主要株価指数ボベスパも1.8%安で引けた。
ニュースサイトのインターセプト・ブラジルは、フラビオ・ボルソナロ氏が、経営破綻した金融機関バンコ・マスターのオーナーだったダニエル・ボルカロ氏から、父親のボルソナロ前大統領に関する映画の制作資金として2400万ドルの拠出を取り付ける交渉を行っていたと報じた。
フラビオ・ボルソナロ氏は、ボルカロ氏が映画への資金提供に合意したことを認めたが、この取引は「プライベートなスポンサーシップ」であり、見返りは一切ないと述べた。
ブラジル中央銀行は昨年11月、不正融資ポートフォリオに関する捜査の中でバンコ・マスターの清算を命じた。ボルカロ氏は3月に収監されている。
世論調査によると、10月の大統領選で決選投票になった場合、フラビオ氏の支持率は現職ルラ大統領とほぼ互角。