Kentaro Okasaka

[東京 8日 ロイター] - NTT9432.Tは8日、現行の中期経営戦略のうち、財務目標と戦略の一部を見直すと発表した。連結のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)4兆円の達成時期を2027年度から30年度に遅らせる。成長分野は順調に利益拡大しているものの、既存分野で競争環境が激化しているため。

同戦略は23年5月に公表していた。

同時に発表した27年3月期通期の連結純利益予想は前年比5.5%減の9800億円とした。今期のEBITDAは3.4兆円を見込む。

30年度のEBITDA4兆円達成に向け、今後、国内法人向けAI(人工知能)ビジネスを通じた事業拡大やデータセンターを核とした海外事業成長、金融など成長分野の拡大を図る。既存のコネクティビティ―(接続)分野でもAIを投入した次世代インフラ「AIOWN」への転換を進める。

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