[7日 ロイター] - スウェーデンの高級電気自動車(EV)メーカー、ポールスターが7日発表した2026年第1・四半期決算は、純損益が3億8300万ドルの損失となり、赤字幅は前年同期の1億6600万ドルから拡大した。価格圧力と米国による関税措置の影響が、販売台数増加の効果を打ち消した。

売上高は6億3300万ドルと前年同期比でほぼ横ばいだった。高価格帯の「ポールスター3」の販売比率が低下した一方で、より安価な「ポールスター4」の販売台数が増加し、全体の売上高を押し下げたことが要因。

同社は、利益率を圧迫し、製造コストを押し上げた米関税に対処する中、購入に慎重な買い手を呼び込むために欧州では値引きを実施している。

マイケル・ローシェラー最高経営責任者(CEO)は「コスト基盤の改善に向けた措置がより厳しい市場環境によって相殺されているため、ビジネスモデルの調整、組織のスリム化、製造効率の向上に向けた取り組みを加速させている」と述べた。通年の業績見通しについては明らかにしていない。

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