Mikhail Flores

[セブ(フィリピン) 8日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳は8日、中東紛争の影響に対する協調的な対応策を取りまとめる見通しだ。石油輸入に依存する域内経済を揺るがすエネルギー・ショックの緩和を目指す。

ASEAN首脳はフィリピンのセブ島で開いている会議で、ホルムズ海峡封鎖の影響を特に受けやすい域内のエネルギーと食料の安全保障を確保するため、統一的な戦略を打ち出すとみられる。

議長国フィリピンのマルコス大統領は会議の冒頭、一致団結して対応能力を示すとともに、機敏な対応も必要だと強調した。

「域内のエネルギー安全保障とレジリエンス(回復力)を確保しなければならない」とし「不安定さが高まる中、ASEANは協調を強化し、備えを固め、安定したエネルギー供給を確保し、域内の連結性を高めるための実践的な集団的措置を追求しなければならない」と語った。

ASEAN経済相は7日にセブで会合を開いた。議長声明によると、エネルギーと食料の安全保障を確保するための「実践的かつ具体的な対応策を特定した」が、詳細な内容は盛り込まれなかった。

ASEAN首脳は、米国とイランの交渉による対立解決とホルムズ海峡の再開を求める見通し。

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