[ジャカルタ 8日 ロイター] - インドネシア中央銀行は8日、4月末時点の外貨準備高が1462億ドルとなり、約2年ぶりの低水準となったと発表した。4月は不確実性の高まりを受け、中銀が通貨ルピア防衛のための為替介入に動き、外貨準備高は20億ドル減少した。

中銀は、外貨準備高の水準は税収やサービス収入、および4月の政府によるグローバル債の発行によって支えられていると説明した。

中銀によると、外貨準備高は輸入額の5.8カ月分に相当する。

インドネシアは4月、サムライ債の発行により11億ドルを調達した。

ルピアは今年に入り、政府の成長重視政策や中東情勢が経済・財政に与える影響に対する投資家の懸念から、対ドルでたびたび最安値を更新している。5日には過去最安値となる1ドル=1万7445ルピアを記録した。

格付け機関のムーディーズとフィッチは、インドネシアの信用格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた。

中銀は、ルピア相場を安定させるために必要な強力な市場介入を行うのに十分な外貨準備を保有していると表明してきた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。