[7日 ロイター] - 米国は7日、イランにホルムズ海峡での攻撃と機雷敷設の停止を求める国連決議案への支持を各国に呼びかけた。ただ、外交筋によると、中国とロシアが拒否権を行使する公算が大きい。
米国が支持する前回の決議案は、国連安全保障理事会で先月、採決が行われたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、否決された。
米国のウォルツ国連大使は、新たな決議案を支持する湾岸諸国の大使らとともに記者団に対し、決議案を「葬り去ろうとする国は、極めて危険な前例を作ることになる」と主張。「このような単純な提案に反対することを選ぶ国があるとすれば、その国が本当に平和を望んでいるのかどうか、問わなければならない」と語った。
新たな決議案は米国とバーレーンが起草し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カタールが支持している。
一方、イランのイラバニ国連大使は、この決議案を「根本的に欠陥があり、一方的で、政治的動機に基づくものだ」と批判。米軍によるイランの港湾封鎖を念頭に「米国には、航行の自由や海上安全保障の擁護者を装う法的、政治的、道義的な正当性はない」と訴えた。