Tatiana Bautzer Utkarsh Shetti
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米金融大手シティグループは7日、投資家向け説明会「インベスターデー」で、今後2年間の収益性目標を引き上げ、2027年と28年の調整後の有形自己資本利益率(ROTCE)の目標レンジを11─13%に設定した。26年の目標は10─11%、25年の実績は8.8%だった。
成長に向けた全社的な改革を主導するフレーザー最高経営責任者(CEO)の就任から6年目を迎え、今回は同氏にとって2回目のインベスターデーとなる。シティが世界各地のリテール事業の売却や管理階層の削減、リスク管理・内部統制の強化により大規模な組織再編を進めてきた成果を示す場となる。
フレーザー氏は「当行は、成長と安定した業績の両方を目指して構築されており、それが目標リターンへの道筋を支えている」と述べた。
同行は、29年と31年については、14─15%のリターンを見込んでいると表明。フレーザー氏は中期的なリターン水準はオーガニック成長で達成可能だと述べた。
同行はまた、複数年にわたる総額300億ドルの自社株買い計画も発表。今年の第2・四半期から開始する見通しとした。
フレーザー氏が21年3月にCEOに就任して以降、シティの株価は80%超上昇。年初来では9%超上昇している。