[7日 ロイター] - 米大手投資会社カーライルが7日発表した第1・四半期決算は、分配可能利益(株主に還元可能な利益)が前年同期比28.2%減の3億2700万ドル(1株当たり0.89ドル)となった。ただ、セカンダリー事業にけん引され、新規資金の流入は続いている。

手数料関連利益が3.4%減少した一方、ファンド運用手数料は3.6%増加。 ポートフォリオ企業や顧客の資本市場取引を手がけることで発生する「取引・ポートフォリオ助言手数料」は30%減の5410万ドルとなった。

同社によると、米バイアウトファンドは投資の現金化(リアライゼーション)が過去最高を記録。

資金流入額は130億ドルに達し、運用資産総額は4750億ドルとなった。

セカンダリーPE(プライベートエクイティ)ファンドに特化した子会社アルプインベストの運用資産は5%増加。しかし、これは前四半期比でPE資産が3%減少し、クレジットが1%減少したことで相殺された。

一般会計原則(GAAP)に基づき、カーライルは6億1670万ドルの未実現投資損失の影響を受け、1億3220万ドルの純損失を計上した。

同社の株価は年初来14.1%近く下落している。

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