[台北 7日 ロイター] - 台湾の情報機関、国家安全局の蔡明彦局長は7日、トランプ米大統領が来週訪中する際、中国が台湾問題を巡り何らかの「駆け引き」を試みる可能性があるが、米国は台湾政策に変更がないと改めて表明していると述べた。

立法院(国会)で記者団に対し、トランプ氏と中国の習近平国家主席による首脳会談の主眼は、「根本的な問題解決」ではなく、懸案の管理になる可能性が高いと述べた。

「台湾問題に関しては、中国共産党が会談中に何らかの駆け引きを試みる可能性があるとみている」と指摘。「しかしこの点について、米国は公式・非公式の双方の経路を通じ、台湾政策に変更はないと繰り返し確認している」と述べた。

台湾の対中政策を担う大陸委員会の梁文傑報道官は同日、米国側は必ずしも望んでいなくとも中国は首脳会談で台湾について議論することを「強く望んでいる」との見方を示した。「台湾問題が取り上げられるとみられるが、管理可能な範囲を超えず、台湾に悪影響を及ぼさないことを望む」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。