[ブダペスト 7日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のアナリスト、ゲルゲリー・モルナー氏は7日、イラン紛争によって、2026年─30年の世界の液化天然ガス(LNG)供給のうち約1200億立方メートル失われたと述べた。紛争が中期的な見通しを変え、市場の逼迫が従来の想定より長びく可能性が高いと指摘した。ハンガリーのブダペストで開催されたLNG会合で述べた。

同氏は、紛争によってLNG供給が約15%減少したと述べたが、新規液化能力の大幅な増強により、カタールとアラブ首長国連邦(UAE)からの供給減少が相殺されるとの見方を示した。

欧州連合(EU)の備蓄は過去5年の平均を約30%下回っており、目標である90%までの積み増しには追加で100億立方メートルのガスが必要になるという。

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