Simon Johnson

[ストックホルム 7日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は7日、政策金利を市場予想​通り1.75%に据え置いた。また、中東での戦争がインフレ率加速につながるリスクがやや高まったとも指摘した。

声明で「現在の政策金利水準は、インフレ目標を守るために必要となった場合に金融政策を調整するための良好な初期ポジションを中銀に提供している」と説明。「これは戦争の影響やそれに伴う供給ショックについて、より明確な見通しが立つまで待つ余地があることを意味する」と述べた。

低インフレで第1・四半期の経済成長も低調となる中、 中銀は利上げを急ぐ必要はないとの見解を示した。

「もし戦争が世界経済に大きな影響を与え、インフレの広範かつ持続的な上昇につながるものと判断された場合、中銀は政策金利を引き上げる必要があるだろう」と指摘。「今後の展開に関する潜在的な結果の幅は広く、情勢を注視している」とした。

中銀は昨年9月に政策金利を0.25%引き下げて以来、様子見の姿勢を保ってきた。しかし、政策スタンスは変わっていないものの、経済情勢は変化している。

ロイター調査によると、アナリストらは今回の金利据え置きを全員が予想していた。

調査では2027年初めの利上げが予想されていたが、市場では年末までに金融引き締めが行われる可能性が高いと見込まれている。

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