イランは6日、戦闘終結に向けた米国の提案を精査していると明らかにした。情報筋によると、この提案は戦争を正式に終結させる一方、イランの核開発計画の停止やホルムズ海峡の再開という主要な問題は先送りする内容という。
イラン学生通信(ISNA)によると、イラン外務省報道官は米国の提案を精査しているとし、見解を仲介国パキスタンに伝えると述べた。
トランプ米大統領はイランが合意を望んでいるとし、「過去24時間に極めて良好な協議を行っており、合意に達する可能性は十分にある」と記者団に語った。
これに先立ち、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)への投稿でイランへの攻撃再開を示唆、イランが米国の最新の提案に同意する可能性は「大きな仮定」だとしていた。
パキスタンの情報筋や仲介の状況について説明を受けた別の関係筋によると、米国とイランは戦闘を正式に終結させる1ページの覚書について合意に近づいている。これにより、ホルムズ海峡の航行再開、米国の対イラン制裁解除、イランの核開発計画の制限に向けた協議が開始されるという。
イランが先週提案した14項目の計画と今回の覚書がどう異なるのかは不明で、イランは米国の最新の提案にまだ回答していない。
イラン国会の外交・国家安全保障委員会の報道官を務めるエブラヒム・レザイ議員は覚書について「現実というより米国の希望リストに近い」と述べた。
ガリバフ国会議長もSNSに「『俺を信じろ作戦(Operation Trust Me Bro)』は失敗した」と英語で投稿。ホルムズ海峡の航行再開に失敗した米国による情報操作に過ぎないとした。