原油価格が急落

合意が近いとの報道を受け、原油価格は2週間ぶりの安値に急落した。北海ブレント先物は一時、約11%安の1バレル=98ドル前後まで下落。その後100ドルを上回る水準に戻した。

エネルギー供給を混乱させてきた戦争の終結期待から、世界各国の株価も上昇し、債券利回りは低下した。

トランプ氏は5日、イランとの合意に向けて「大きな進展」があったとして、ホルムズ海峡の船舶航行を支援する作戦「プロジェクト・フリーダム」を短期間停止すると表明した。

2日前に開始した同作戦を巡る突然の方針転換について、NBCニュースは米当局者の話として、サウジアラビアが米軍による同作戦のための国内基地使用を停止したことが背景にあると報じた。

報道によると、サウジは米国がホルムズ海峡を通過する船舶を護衛するというトランプ氏の発表に驚きと怒りを示し、サウジ基地からの軍用機の離陸やサウジ領空通過を許可しないと米側に伝えた。トランプ氏がサウジのムハンマド皇太子と電話協議したものの、解決しなかったという。

ホワイトハウスはこの報道に関するコメント要請に返答していない。

米軍はイラン船に対する独自の封鎖を継続している。米中央軍は6日、イラン船籍のタンカーが米国の封鎖に従わずにイランの港湾に向かおうとしたため、数回の射撃を行い、オマーン湾で航行不能にしたと明らかにした。

米の主要な要求に言及せず