David Shepardson

[ワシントン 4日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のグリア代表は週末、欧州連合(EU)とドイツの通商当局者に対し、EUからの自動車輸入関税を25%に引き上げるトランプ大統領の計画を実行に移す意向を伝えた。4日のCNBCとのインタビューで明らかにした。

グリア氏はインタビューで、「私は今週末、欧州とドイツの通商当局者と連絡を取り、なぜこのような事態になったのかを理解してもらうとともに、彼らの順守状況についてこれまで重ねてきた協議について確認した」と発言。「今後もそうした対話は続けるが、大統領はこの措置を進めるつもりだ」と語った。

関税引き上げはより大きな交渉の一環なのか、それとも恒久的な措置なのかと問われると、グリア氏は「ディール(取引)の一部だ」と答えた。

米東部時間4日午後1時(日本時間5日午前2時)時点で、新たな関税は正式に発効していない。

トランプ氏は先週1日、EUが米国との貿易協定を順守していないと主張し、EUから輸入する自動車とトラックにかける関税を、これまで合意されていた15%から来週25%に引き上げると表明した。

欧州委員会は、トランプ氏の主張を退け、米国が協定の条項に違反した場合は、EUの利益を守るためにあらゆる選択肢を検討すると述べた。

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