Balazs Koranyi
[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は4日、向こう数週間でインフレ見通しが大幅に改善しなければ、6月に利上げが必要になる可能性があるとの認識を示した。
ナーゲル氏はフランクフルトで行った講演で、ECBが6月に発表する新たな経済予測でインフレ見通しが大きく改善しなければ、利上げを支持する材料になると指摘。「紛争が長期化すればするほど、金融政策面での介入がなければインフレが高止まりするリスクが増大する」と述べた。
同時に、現在の状況はインフレ率が2桁台に達した2022年ほど深刻ではないとの見方も示した。
ECBは4月30日の理事会で金利据え置きを決定。同時に、インフレ高進への懸念を示し、早ければ6月の利上げに向け地ならしを進めた。