[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。ホルムズ海峡で韓国の船舶が攻撃を受け、イランが同海をなお掌握していることが示されたことを受け、これまで相場の支えになっていた米国の企業決算に対する楽観的な見方が後退した。

韓国外務省はこの日、ホルムズ海峡で韓国の海運会社HMMが運航する船舶で火災と爆発が起きたと明らかにした。聯合ニュースは政府当局者の話として、船舶が攻撃を受けた可能性があるとの情報について、韓国政府が確認作業を行っていると報じた。

ホルムズ海峡を巡っては米中央軍がこの日、ミサイル駆逐艦2隻がペルシャ湾に入り、米船籍の商船2隻がホルムズ海峡を通過したと発表した。ただ、イラン海軍はこれに先立ち米軍艦がホルムズ海峡に進入するのを阻止したと表明。韓国の船舶が攻撃を受けたことで、ホルムズ海峡はなお安全ではないとの認識が強まる可能性がある。

このほか、この日はアラブ首長国連邦(UAE)国防省がイランから発射されたミサイル4発のうち3発を自国の領海上空で迎撃したと明らかにしたほか、UAEの東部フジャイラでイランが発射したとみられるドローン(小型無人機)による攻撃があり、石油工業地帯で火災が発生。UAEはこうした攻撃は深刻なエスカレーションに当たると非難している。

前週1日の取引では、堅調な企業決算などを追い風にS&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して終了。ベアード・プライベート・ウェルス・マネジメントの投資戦略責任者、ロス・メイフィールド氏は「市場が過去最高水準にある中、(イランと米国が)全面的な軍事衝突に戻る可能性は高くないとしても、(米国の)株価が下振れする大きなリスクがある」と述べた。

S&P総合500種の主要11業種のうち、10業種が下落。素材が1.57%下落したほか、資本財・サービス は1.17%下落。一方、エネルギーは0.85%上昇した。

個別銘柄では、ゲームソフト販売大手ゲームストップが10%急落。ゲームストップによる電子商取引(EC)大手イーベイへの約560億ドルでの買収提案を巡り、資金調達などの実現性について懐疑的な見方が出ている。イーベイは約5%上昇した。

配送大手のフェデックスは9.1%安、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) は10.5%安。アマゾン・ドット・コムが自社の物流ネットワークを他社にも開放する「アマゾン・サプライチェーン・サービス」を開始すると明らかにしたことが嫌気された。

S&P総合500種では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.2対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は163億株。直近20営業日の平均は177億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 48941. -557. -1.13 49416 49441 4891

90 37 .66 .43 3.06

前営業日終値 49499.

27

ナスダック総合 25067. -46.6 -0.19 25112 25210 2491

80 4 .18 .48 3.12

前営業日終値 25114.

44

S&P総合500種 7200.7 -29.3 -0.41 7228. 7244. 7174

5 7 38 54 .12

前営業日終値 7230.1

2

ダウ輸送株20種 19605. -992. -4.82

69 51

ダウ公共株15種 1152.9 -4.13 -0.36

1

フィラデルフィア半導体 10534. -60.6 -0.57

66 8

VIX指数 18.29 +1.30 +7.65

S&P一般消費財 1958.6 -4.26 -0.22

9

S&P素材 632.30 -10.0 -1.57

6

S&P工業 1447.0 -17.0 -1.17

1 7

S&P主要消費財 945.02 -6.94 -0.73

S&P金融 857.47 -6.19 -0.72

S&P不動産 280.08 -1.60 -0.57

S&Pエネルギー 905.87 +7.61 +0.85

S&Pヘルスケア 1686.7 -4.89 -0.29

6

S&P通信サービス 494.80 -2.84 -0.57

S&P情報技術 6133.6 -9.47 -0.15

2

S&P公益事業 471.08 -1.61 -0.34

NYSE出来高 12.86億

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 59505 + 85 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 59490 + 70 大阪比

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