[ロンドン 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめたユーロ圏の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.2で速報値と一致し、3月の51.6から上昇した。

イラン情勢に起因した価格上昇や供給制約への懸念による「駆け込み」がPMIを押し上げており、実態を正しく反映しなくなっている。新規受注は、過去4年で最も速いペースで拡大したが、先行きの見通しは悪化した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「中東情勢を巡る懸念から在庫の積み増しが進み、生産と受注残が下支えされている」と指摘。「経済情勢のより正確な姿を捉えるには、将来の生産見通し指数を見るべきだ」とした。

将来生産指数は58.2から55.4に低下し、17カ月ぶりの低水準となった。

コストは大幅に上昇。投入価格指数は68.9から77.0に上昇。販売価格は2023年1月以来の大幅な上昇となった。

納入遅延も深刻化。納入期間は22年7月以来最も長くなった。

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