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[イスラマバード 4日 ロイター] - 米国は、4月にオマーン湾で拿捕(だほ) したイラン船籍の貨物船「TOUSKA」の乗組員22人をパキスタンへ退避させ、4日にイラン当局に引き渡す。パキスタン外務省が発表した。
パキスタン外務省は今回の措置を「信頼醸成措置」とした。
米軍は4月19日、イランの海運会社IRISL傘下のTOUSKAを砲撃。TOUSKAが動けなくなったところで乗り込み拿捕し、船員を拘束した。その後、船員は一部釈放されたが、なお22人が拘束されていた。
拿捕当時、米中央軍は、TOUSKAが米国の封鎖措置に違反したとし、乗組員が6時間にわたる度重なる警告に従わなかったと述べた。
イランは、拿捕は「違法で国際法違反」と非難し、船舶や乗組員の即時解放を要求していた。
パキスタン外務省によると、TOUSKAは必要な修理を終えた後、所有者に返還されるためパキスタンの領海へ移動するとしている。